昔から「きもの1枚に3本の帯」というように、きものが一枚しかなくても、帯を変えるだけでガラリと印象は変わります。さらに半衿や帯締め・帯揚げの色を変えるだけで、清楚にもモダン風にも大変身出来るんです!
1枚しかなくても長く着れて、色々楽しめるのがきもののいい所でもあるんですよ。
おしゃれを楽しむ小物はたくさんあります。帯揚げ、帯締めなどはもちろん、足元にレースの足袋を合わせたり、刺繍の半衿を合わせてみたり。ビーズの帯留めを手作りする人もいます。
ステキな小物を見つけて、自分なりのコーディネートでおしゃれを楽しんでみてくださいね。
きものは着るだけで背筋が伸び、気持ちがシャキっとします。洋服と違って小幅で歩いたり、遠くのものを取るときは袖を押さえたりと、自然と動きも女性らしくなるんです。
きものを着たときの所作は、どんどん身について、普段の立ち居振る舞いも優雅におしとやかになるはずです。
きものも季節に合わせて更衣(ころもがえ)をします。
夏には見た目も涼しく通気性の良い夏きもの(絽や紗)を着用しましょう。最近ではきもの風の浴衣を長襦袢と合わせて着る人もいます。
季節に合わせた涼しげな色合いのコーディネートを楽しめるのもきもののいい所ですね。
雨の日だってきもので素敵にお出かけしたいですよね。そんな時におすすめなのは雨コート・雨草履です。
雨コートはきものの上から羽織るカッパのような役割。雨草履があると便利ですが、無い場合は雨除けカバー が便利です。念のため、替えの足袋もお忘れなく。きものを汚さないように、いつもよりよりおしとやかな所作を意識してくださいね♪
きものは洋服とは違い、ほどくと1枚の大きな布として再利用できるので、別の小物に作り変えることができます。
きもの生地を使ったオリジナルの帯締め、帯の柄を使ったバック等にリメイク出来るから、きものとしては着れなくなっても、使い道はたくさんあるんです!
ハクビでは着付けの技術だけでなく、日常できものを楽しむためのワンポイント知識を伝授します。
経験も知識も豊富なハクビの講師。きもののコーディネートを始め、マナーなど、分からない事や知りたい事、どんどん質問して頂ければ、丁寧にお答えします。